about us

吉倉共同文庫とは

吉倉共同文庫の吉倉は、書庫の所在地(千葉県八街やちまた市吉倉)であり、共同文庫は文庫が特定の個人、グループに依拠するものではなく、趣旨に賛同する個々人の寄贈・預託によって成り立っていることを意味します。
現在は、文庫の内容と性格を明示するために「社会運動アーカイブズ」を付記するようにしています。

私たちの活動

  • 資料の収集

    資料は寄贈を中心に集められています。古書市場などでも流通しにくい一次資料(ビラ・チラシ・内部資料など)も数多く収集しています。

  • 資料の保存

    駅頭、集会などで何気なく手にするビラも社会運動の動向と実態を物語っています。それら1枚1枚を丁寧にファイルしています。

  • 資料の貸出

    現在、資料の整理中ですので一般公開には取り組んではいませんが、お探しの資料などありましたら、お問い合わせください。

overview

法人概要

法人名 一般財団法人 吉倉共同文庫
設立 2020年10月
代表理事 奥澤邦成
所在地 〒160-0011 東京都新宿区若葉1-9-16
目的 社会運動に関わる貴重な資料・文献を後世に手渡すこと
事業内容 資料の収集、保存、一般公開

history

沿革

共同文庫は、1970年に設立されたアナキズム文献センターを母体として2020年に一般財団法人吉倉共同文庫としてセンターとは別個に独自の歩みを開始しました。背景には、文献センターの設立メンバーの高齢化に伴う世代交代に直面したこと、合わせて、増加した資料を収蔵しきれなくなったことや、センター所在地が借地のため世代交代とともに返却しなければならなかったことなどがありました。
センターの長期的存続を図るために組織化が提起、議論されましたが、結果的には富士宮に移住していた現在の2代目管理者がその地で文献センターを引き継ぎ、組織化の議論を受け継ぐ形でセンターとは別に共同文庫が設立されました。文献センターは設立以来一貫して任意団体として個人の自主的参加を基盤にしていますが、共同文庫は法人組織です。前者はアナキズムを旗印とする社会運動体ですが、後者は図書館(特殊文庫)づくりを目指しています。
共同文庫は、世代を超えた社会運動のアーカイブズを目指して所蔵資料の拡充と整理・保存体制の強化、そして利用のための組織基盤づくりに取り組んでいます。

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  • 1970年~2005年

    (一期)文献センターの設立
    ふもとの家ユースホテル(龍武一郎氏)の一隅、8畳ほどのスペースを書庫としてスタート

    (二期)ふもとの家ユースホテルから独立した書庫を設立

    (三期)センター承継の議論スタート

  • 2020年

    書庫の猪之頭移転、文献センターは任意団体として継続
    一般財団法人 吉倉共同文庫設立

message

代表理事挨拶

代表理事挨拶

本を残すことは
未来へ問いを手渡すこと

私は学生時代、社会のあり方を問い直す思想に関心を持ちました。
1960年代前半に至る当時は、権威主義的な思想が主流で個人の自由を前面に掲げた主張や運動は社会の片隅に追いやられ本などもわずかでした。
しかし時代は変わります。1968年のフランス5月革命を契機に生じた変化を受けて志を同じくする仲間と本を持ち寄り、資料を集め始めたことが原点です。
やがて本や資料は増えましたが世代交代の時期を迎えると「これらを誰が将来にわたって守るのか」との課題に直面しました。私は特定の思想(アナキズム)を目的とするのではなく、より広範な資料を収集・整理し、保存・利用するための恒久的な仕組みとして吉倉共同文庫を設立しました。
私たちが目指すのは、社会運動とその思想の歩みを記録し、次世代の人々に手渡すことです。文庫の資料を通じて人々が出合い、過去の営みから学び、新しい社会運動が生まれる。そのための存在であり続けたいと考えています。

一般財団法人吉倉共同文庫 代表理事

奥澤 邦成